診断士ゼミナールとスタディング中小企業診断士講座を徹底比較!

中小企業診断士の通信講座

中小企業診断士試験の対策を通信講座でしようとしている方ならどちらも一度は耳にしたことがあるでしょう。

診断士ゼミナールとスタディングは多数ある中小企業診断士講座の中でも、受験生の人気が高い通信講座といえます。

2つの通信講座はそれぞれに特徴がありますが、その特徴があなたに合うか合わないかを見極めるのは今後の受験勉強のためにも重要です。

ただ、「両方比べてみてもぱっと見、何が違うのかよくわからない…」「どっちがいいのか迷っている」という方もいるでしょう。

今回はそんな方のために、診断士ゼミナールスタディングの違いを4つの比較ポイントで分かりやすく説明します。

低価格でオススメの中小企業診断士 通信講座

オススメNo.1:スタディング
全体を俯瞰できる学習マップが勉強に効果的。専用のスマホアプリで隙間時間を有効活用することで合格を!2023年度1次試験510名で、業界最大級!

オススメNo.2:アガルートアカデミー
人気上昇・合格者増加中!人数限定の添削あり2次試験対策も魅力。フルカラーのテキストと単元ごとの動画講義がわかりやすい!乗り換え・再利用などさまざまな割引制度も充実。
2025年向けの新規講座がリリース!!

オススメNo.3:診断士ゼミナール
コスパ抜群で、イラストが多くわかりやすい動画講義がおすすめ!ダウンロード可能で屋外でもギガを気にせず勉強できる。

診断士ゼミナールの中小企業診断士講座の特徴

診断士ゼミナールは、多くの人が受講し満足度の高い中小企業診断士講座ですが、特に、

  • 2~3年計画で中小企業診断士に合格したい方
  • できるだけ安い費用で受講したい方

にぴったりの通信講座です。

1年で合格できるような万全なサポートをしてくれるのはもちろんですが、受講生が忙しさであまり勉強時間がとれず、1発合格できない場合もあるかもしれません。

そんな時に手厚いサポートをしてくれるのが診断士ゼミナールです。

診断士ゼミナールが展開する「3年間受講延長無料制度」を活用すれば、1年分の受講料で最大3年間受講できます。

2~3年間じっくり勉強を続けて合格したい受験生にとって、費用面も支えてくれるこの制度は、とてもうれしいものではないでしょうか。

そのため、診断士ゼミナールは忙しい受験生が多い中でも、一人一人が着実に合格へと近づけることを重視した通信講座といえるでしょう。


スタディングの中小企業診断士講座の特徴

スタディング中小企業診断士講座は「短期間で国家試験に合格した人たちの勉強法」を研究して作ったカリキュラムを展開しています。

その研究の成果がたくさん詰まった教材はとても魅力的です。

スタディングの通信講座を受講すれば、効率が上がる工夫が盛り込まれた教材とサポートを活用しながら、スキマ時間を味方につけて勉強を進められます。

そのため、「スキマ時間を最大限に活用し、短期間で中小企業診断士に合格する」ことに重点を置く受験生に合った通信講座といえるでしょう。


診断士ゼミナールとスタディングの徹底比較

診断士ゼミナールとスタディングの特徴を紹介しましたが、それぞれどんな点が異なるのでしょうか。

まずは、4つのポイントを表でまとめて紹介します。

診断士ゼミナール スタディング
教材 PDFテキスト(イラスト多め)とダウンロード・倍速再生可能な映像講義

図が多いため、「楽しくてわかりやすい」と好評

PDFテキスト(イラスト少なめでスマート)、ストリーミングビデオ・音声講座

学習マップなどのその他のサポート教材が充実

指導・サポート 24時間365日メールで質問可能、回数制限なし。

追加料金なしで2次試験添削サポートあり
※現在は2次試験添削は対応していないようです。別のタイミングで設定される可能性があります。

AI学習プラン・実力スコアで個々の受験生に最適な支援を実施

ロジックマップを活用した2次試験対策サポート

コース・費用 1次試験2次試験プレミアムコース 59,780円

(その他コースあり)

1次試験2次試験合格コース コンプリート 69,300円

(その他コースあり)

受講生向けの制度 3年間受講延長無料制度

合格お祝い金制度

不合格者返金制度

合格お祝い金制度

スキルアップ割引制度

簡単な比較表を紹介しましたが、「もっと詳しい内容が知りたい」という方も多いでしょう。

ここからは、4つ比較ポイントをそれぞれ詳しく解説していきます。

診断士ゼミナールとスタディングの比較ポイント①:教材

まずは、通信講座の柱といっても過言ではない「教材」についてです。

教材が使いやすいことは、勉強を進めるうえで非常に重要なポイントとなります。

それでは、診断士ゼミナールとスタディングの教材はどのような特徴や違いがあるのでしょうか。

表で比較してみましょう。

診断士ゼミナール スタディング
テキスト PDFテキスト(オプションで冊子印刷可能)

フルカラーで図が多い

視覚的にインプットしやすい

「わかりやすく飽きない」ため一人で勉強しても集中力が続く

PDFテキスト(オプションで冊子印刷可能)

イラストは比較的少なくすっきりした内容

過去問出題履歴あり

論理的思考のプロセスを示した教材(ロジックマップ)

映像講義 ダウンロード形式

「学校の授業と同じくらいの臨場感」が感じられる

アニメーションが多く飽きない講義

倍速再生可能

ストリーミング形式

すべての教材をスマートフォンやタブレット端末で閲覧可能

3倍速再生まで可能

診断士ゼミナールのテキストは、イラストが多いことが特徴で視覚的なインプットをたくさんしながら学習したい方におすすめです。

また、多くの受講生から「わかりやすい」と好評なため初学者の方にとっても理解を深めやすい教材といえるでしょう。

そして診断士ゼミナールの映像講義は、ダウンロード可能です。

1度ダウンロードすればいつでもどこでも通信量を使わず映像講義を視聴できるため、忙しい受験生の強い味方といえます。

スタディングの教材は、過去問の出題履歴が載っていたり、論理的思考の過程を示した教材があったりします。

テキストで勉強しながら、大切な論点を把握する練習ができるため、短期間で合格レベルの知識を身につけることが可能です。

スタディングの映像講義については、ストリーミング形式のため、その都度ダウンロードで時間を使うことはありません。

しかし、動画再生のたびに通信量を使ってしまうというデメリットもあります。

ただ、音声講義はダウンロード可能です。そのため、移動中などは音声講義で知識をインプットし、時間を有効活用するという受講生も多いです。

このように、教材だけでもそれぞれの特徴や違いがたくさんあることがお分かりいただけたと思います。

納得して通信講座を選べるようにその他の部分も比較してみましょう。

診断士ゼミナールとスタディングの比較ポイント②:指導・サポート

次に比較するのは、教材の力をどこまで発揮できるかのカギとなる「指導・サポート体制」です。

ここが充実していると、受講生の満足度の高さにつながります。

中小企業診断士の通信講座の中でも受講生満足度の高い診断士ゼミナールとスタディングは、それぞれどのような指導・サポート体制を整えているのでしょうか。

診断士ゼミナール スタディング
指導 24時間365日メールで質問可能

回数無制限

質問1,100円/件

(コンプリートコースは質問3回まで無料)

サポート 追加費用なしで2次試験の添削指導実施(2023年度講座より)
※現在は2次試験添削は対応していないようです。別のタイミングで設定される可能性があります。
AI学習プラン・実力スコアで計画から実力判定まで個々に合わせたサポートを実施

ロジックマップで2次試験のサポート

質問に制限を設ける中小企業診断士の通信講座が多い中、診断士ゼミナールは追加料金がかかりません。

そのため、受講生が勉強しながら疑問を解決しやすく、理解を深めやすい学習環境といえるでしょう。

また、2次試験の添削指導が追加費用なしで受けられる点もとても魅力的です。

中小企業診断士の2次試験は筆記試験のため、自分一人での学習で得点の基準を判断し、合格レベルの能力を身につけるのは難しいでしょう。

また、一人で勉強すると、「解答の方向性がずれたまま学習を進めてしまった」ということにもなりかねません。

そのため、確実に中小企業診断士2次試験に合格する力を身につけるためには、プロの講師から添削指導を受けることが1番の近道といえます。

このように講師と二人三脚で学習できる体制を追加料金なしで受けられるサービスは、その受講生にとっても、とてもうれしいサービスなのではないでしょうか。

それに比較してスタディングは、質問が有料ですが、AI学習プランや実力スコアという独自のサポート体制を整えています。

これは計画的に学習を進めながら、あなたの実力レベルを客観的に把握する手助けをしてくれるサービスです。

AI学習プランと実力スコアを最大限に活用すれば、あなたの実力を効率よく伸ばしていくことができるでしょう。

また、2次試験の添削指導がないかわりに「ロジックマップ」という独自の教材があります。

「ロジックマップ」には、問題文から解答を作り出すまでの論理的思考が1枚のシートにまとめられています。

これを活用することで、添削指導がなくても受講生が2次試験に通用する「考える力」を養うサポートをしてくれます。

記憶力だけでなく、論理的思考力も試される中小企業診断士試験において、この勉強法は効率的なものだといえるでしょう。

 診断士ゼミナールとスタディングの指導・サポート体制には、それぞれ異なる特徴があります。あなたにとってどんなサポートが必要か、教材と合わせて選ぶようにしましょう。

診断士ゼミナールとスタディングの比較ポイント③:コース・費用

教材やサポートが自分に合っていると思っても、その費用は最終決定する前に知っておきたいものです。

診断士ゼミナールもスタディングも、中小企業診断士の通信講座の中では比較安いことで有名ですが、その2つを比較してみるとどうでしょうか。

診断士ゼミナール スタディング
コース・費用 1次試験2次試験プレミアムフルコース 59,780円

1次試験コース 51,700円

2次試験コース 27,280円

(その他オプションあり)

1次試験2次試験合格コース

ミニマム 48,400円

スタンダード 53,900円

コンプリート 69,300円

(その他オプションあり)

どちらも大きな差は見られませんが、1次試験2次試験の両方でバックアップを受けたい方は診断士ゼミナールのプレミアムフルコースが最もコストパフォーマンスがいいといえるでしょう。

また、診断士ゼミナールは1次試験のみや2次試験のみのコースも用意されているため、自分が必要とするサポートだけ選ぶことができる点も魅力ですね。

スタディングはミニマムコースであれば診断士ゼミナールよりも低価格で受講することができます。

ただ、サポートの充実度を考慮すると、ストレート合格を目指す受講生の方にはスタンダードコースやコンプリートコースがおすすめです。

このようにスタディングは1次試験2次試験合格コースの中でも種類があるため、あなたの知識レベルと照らし合わせて受講を決めるようにしましょう。

診断士ゼミナールとスタディングの比較ポイント④:受講生向けの制度・特典

最後に、受講生に向けたお得な制度について紹介します。

制度や特典が充実していると、経済面でも安心して受講することができるのではないでしょうか。

診断士ゼミナールとスタディングのそれぞれが用意する制度・特典をみていきましょう。

診断士ゼミナール スタディング
再受講 3年間受講延長無料制度により3年間無料

 

19,980円

(スタンダードコースを再受講した場合)

合格お祝い金 3万円 1万円
不合格者返金制度 2万円 なし

受講生のための制度・特典については、診断士ゼミナールが充実している印象です。

やはり診断士ゼミナールの3年間受講延長無料制度は、2~3年間でじっくりと合格を目指したい受験生の強い味方といえるでしょう。

また、合格お祝い金だけでなく不合格者返金制度も用意されており、「すべての受講生の経済的負担を減らしたい」という診断士ゼミナールの強い思いが感じられます。

受講料と合わせて考えても、コストパフォーマンスの面では診断士ゼミナールが優れているといえそうですね。

まとめ

  • 費用重視で2~3年計画で中小企業診断士試験に合格したい人は診断士ゼミナール
  • とにかく効率よく1年間で合格レベルまで学習したい人はスタディング

今回は、診断士ゼミナールスタディングの中小企業診断士講座の比較を紹介しました。

一見、似たように感じる通信講座でも詳しく見てみると異なる部分もたくさん見つかったのではないでしょうか。

中小企業診断士の通信講座はこの2つだけでなく、まだまだたくさんあります。

気になる講座を比較検討し、あなたに合った通信講座で中小企業診断士の合格をつかみ取りましょう。

診断士ゼミナールとスタディングのそれぞれについて詳しく紹介した記事については、以下をご確認ください。

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