前回の記事では、最初に勉強を始めた2020年のことや勉強を再開した理由、時間はある中でなぜ2025年合格を目指すのか?という点について記事にしました。
今回は、2025年に2次試験まで合格するために、どのような学習スケジュールで進めていくかを紹介します。
具体的には、2023年、2024年、2025年にそれぞれ何を合格するか、2023年の中小企業診断士試験に向けて、どのようなスケジュールで進めるか?を自身の記録も含め解説します。
中小企業診断士試験2025年合格に向けたマイルストーン
まず、各年の目標について表にまとめました。少しわかりにくいかもしれませんが、判例も表中に記載してしまっています。
大まかに、2023年は3~5科目の科目合格、2024年は1次試験突破+2次経験、2025年に2次合格のイメージでいます。
多くの場合、暗記ものを先に片づけてから、1次試験突破の年は2次に直結する理解科目に取り組んでその勉強内容を活かすパターンだと思います。
ただ、私の場合にはバックグラウンドと合格のしやすさという点から、表のような流れにしようと考えています。
科目 | 2023年 | 2024年 | 2025年 |
企業経営理論 | ◎(絶対合格) | – | – |
財務・会計 | ○(できれば合格) | ◎ | – |
運営管理 | ○ | ◎ | – |
経済学・経済政策 | △(勉強はする) | ◎ | – |
経営情報システム | ◎ | – | – |
経営法務 | ○ | ◎ | – |
中小企業経営・政策 | △ | – | – |
2次試験 | – | ○ | ◎ |
1次試験科目の優先順位の考え方
1次試験の科目合格を狙う優先順位は、このような順番です。
- 企業経営理論
- 経営情報システム
- 経営法務
- 財務・会計
- 運営管理
- 中小企業経営・政策
- 経済学・経済政策
2020年にある程度勉強を進めていた企業経営理論と経営情報システムは、確実に合格できるように早い段階で着手して見通しを立てておきたいと考えています。
次に取り組むのが、経営法務と財務・会計です。
この2科目は、2020年当時もまったく手をつけていない科目で、食わず嫌い的な苦手意識があることから、1年目の早い段階から勉強を進めていきたいと思っています。
仮に1年目にダメだったとしても、2年目には確実に合格できるようにする作戦です。
5科目目は運営管理で、これは本業の関係から生産管理の方はある程度知識があり、イメージがつきやすいです。
店舗管理の方はそれほど経験がないですが、比較的スムーズに勉強できるのかなと思っているので、1年目はこの運営管理までをしっかり勉強していこうと思っています。
経営法務、財務・会計、運営管理の中で、必ず1科目以上、できれば3科目合格したいですね。
中小企業経営政策は、中小企業白書をまあまあ読んでいることと、2020年に経済学・経済政策は一通り通しているので、2年目の1年間で2次試験の準備をしながらでも十分合格できると考えています。
2023年の中小企業診断士1次試験に向けた取り組みについて
全体のマイルストーンを設定した所で、2023年の1次試験に向けた取り組みについて書いていきます。
基本的に、2次試験は無視で行く予定なので、何も考えません。
2023年の勉強の進め方概要
基本的には、2020年に購入した診断士ゼミナールの教材をうまく活用して学習に取り組んでいきます。
また、ラッキーパンチの可能性を残すために、2023年に向けても7科目すべては一通り勉強する予定でいます。
論点など足りない部分については、過去問をうまく活用することで補填していきます。
スケジュールですが、2023年の5月末までは各科目の通し学習を実施し、それ以降試験本番までは全体の見直しで知識を定着、仕上げていく段階とします。
企業経営理論と経営情報システムは早めに完成
企業経営理論と経営情報システムは、ある程度知見がある状態です。
企業経営理論と経営情報システムに関しては2科目を2か月で完了したいと考えています。
できれば、9月中くらいまでに全体の学習を終えてある程度点数が取れる状態までは持っていきたいですね。
無理ではないかなと思っています。
直近は、聞き流し勉強は中小企業診断士、座学ができるときは経営情報システムという形で取り組んでいこうかなと思います。
この辺りは、状況に応じて調整しながらですね。
財務・会計と経営法務には時間をかけて
財務・会計や経営法務は難易度が高くかなり時間がかかると思っています。
財務・会計に2か月で11月末まで、経営法務に1.5か月で1月半ば頃までのイメージです。
財務・会計については、もう少し薄く延ばして他の科目勉強時にも並行で進めていく形にするかもしれません。
この2科目は、2023年の合格はできなくてもOKとしていますが、できるだけ合格したいので何とか時間を確保して取り組んでいきたいですね。
運営管理は本業での経験を活かして
運営管理は前回の受験勉強時にも勉強はしていませんでした。
ただし、試験範囲を見るにある程度は知見がある領域なので、すんなり理解はできるのではないかなと思っています。
運営管理も1.5か月ほどで3月末までのイメージですね。
経済学・経済政策と中小企業経営政策で2か月使う
最後に、経済学・経済政策と中小企業経営政策が残りますが、この2科目は正直どれくらいずつ時間がかかるかわからないので、2科目を2か月としています。
仮にやりきれなかったとしても、この期間が終わったら後は全体の復習と過去問で実力アップ、総仕上げに入ります。
最後の2か月で過去問を使って総仕上げ
試験直前期となる6月7月は総仕上げとして、過去問を中心に得点力をアップしていきます。
短いスパンで複数の科目をこなしていくことで、知識を定着させやすくなるはずです。
基本的には、経済学・経済政策と中小企業経営を除いた5科目を中心に取り組み、ある程度自信がついたら、ラッキーパンチ狙いで残りの2科目にも取り組みます。
このように進めていけば、最低3科目は合格できるでしょう(大きくさぼらなければ)。
まとめ
twitterで交流させて頂いている皆さんからすると、かなり遅いペースだとは思いますが、自分なりに計画を立てて、何とか頑張ってみようと思います。
計画の基準とするためにスケジュールを立てましたが、これはあくまで基準です。
公私ともにトラブルは起きないとは言い切れないため、基本的には早出しの精神で余裕をもって学習を進めたいと思います。
ぜひ、みなさんも一緒に頑張りましょう!
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